約 2,307,434 件
https://w.atwiki.jp/jyumawiki/pages/5682.html
アニメ アニメ(は行検索) 武装神姫 作品・スタッフ・キャスト・サブタイトル・主題歌・関連商品・関連リンク あらすじ:海外生活から帰国した理人は、高校入学初日、アーンヴァル型の神姫・アンに起こされ慌しい朝を迎えた。 大量の引越し荷物の中から出てきたのは、アルトアイネス型のアイネス、アルトレーネ型のレーネ。マスターのためにはりきる3人が、掃除や片づけを一生懸命進めていると、「大切」と書かれている箱が…。 (公式より) 作品 タイトル:武装神姫 よみ:ぶそうしんき 区分:TV スタッフ 原作 - 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 監督 - 菊地康仁 シリーズ構成 - 横谷昌宏 キャラクターデザイン - 岸田隆宏、江畑諒真 神姫デザイン - 浅井真紀、島田フミカネ、羽音たらく、柳瀬敬之、kem、間垣リョウタ、BLADE 総作画監督 - 江畑諒真 CGIアニメーションディレクター - 井野元英二 色彩設計 - 村上智美 美術監督 - 加藤恵 美術設定 - 青木薫 撮影監督 - 荒幡和也 編集 - 木村佳史子 音響監督 - 飯田里樹 音楽 - 織田哲郎 音楽プロデューサー - 河田将司 音楽制作 - ポニーキャニオン プロデューサー - 田中豪、髙取昌史、浦城義明 アニメーションプロデューサー - 葛西励 アニメーション制作 - エイトビット 制作協力 - ポニーキャニオン、エイトビット、BS-TBS 製作 - 武装神姫プロジェクト、TBS キャスト アン - 阿澄佳奈 ヒナ - 茅原実里 アイネス - 水橋かおり レーネ - 中島愛 クララ - 加藤英美里 理人 - 水島大宙 サブタイトル 第01話 - 大切なもの見つけました。 第02話 - 隠し味は硝煙の香り 主題歌 OP1 曲名 - Install×Dream 歌 - アン(阿澄佳奈)、ヒナ(茅原実里)、アイネス(水橋かおり)、レーネ(中島愛) 作詞 - azusa 作曲・編曲 - 織田哲郎 ED1 曲名 - 太陽のサイン 歌・作詞・作曲・編曲 - azusa アニソン情報 関連商品 武装神姫 1 Blu-ray 武装神姫 2 Blu-ray 武装神姫 3 Blu-ray 武装神姫 4 Blu-ray 武装神姫 5 Blu-ray 武装神姫 6 Blu-ray 「 武装神姫 」 オープニングテーマ Install x Dream (武装盤) 「 武装神姫 」エンディングテーマ 太陽のサイン (神姫盤) 関連リンク 公式サイト 作品・スタッフ・キャスト・サブタイトル・主題歌・関連商品・関連リンク アニメ アニメ(は行検索) 武装神姫
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1763.html
緊急事態発生!! 武装神姫SSwiki 読者参加企画 『武装神姫うきうきバトル』第三回 最初に異変に気付いたのは貴方だった。 有名な神姫と戦うと言う特別イベントで、貴方の神姫の戦いが終わって数分。 最初はほんの小さな違和感が、やがて不審に変わる……。 貴方の神姫が帰ってこない。 まだフィールドに残っているのかと思って場内モニターを見れば、そこには先程まで貴方の神姫と戦っていた対戦相手の姿が見える。 既に次の戦いが始まっており、当然ながら貴方の神姫が戦場に居る筈も無い。 何が起こっているのか? 焦燥と不安に駆られる貴方の周囲でも他のオーナー達が騒ぎ始めていた。 どうやら他にも帰還が遅れている神姫が居るらしい。 パートナーの無事を祈る貴方を他所に、混乱は拡大してゆく一方だった。 犬丸「―――ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン……」 サラ(仮)「あの、上のミニSSとのあまりに違うその雰囲気は一体なんなのでしょうか?」 犬丸「それがですね、実は、語尾を付け忘れていた事が発覚しまして……(泣)」 サラ(仮)「ああ、~ワンって奴ですね? 今も忘れたようですが?」 犬丸「わ、ワン!!」 テッコ「……それとね、名前の表記も間違っていた……」 犬丸「面目次第も御座いません……」 サラ(仮)「なるほど、そして土下座で絞め、ですか?」 テッコ「……では、脈絡も無しに。……武装神姫うきうきバトル第三回。始まります」 サラ(仮)&犬丸「ああ、いい所だけ取られた!?」 テッコ「……犬丸、語尾、語尾」 犬丸「わ、ワン(泣)!!」 前回の結果発表参加者特典一覧 イリーガル撃退指令 神姫を作ろう1.オーナー名/神姫名の決定 2.機種選択 3.CSC選択 4.武装選択 5.武装の並べ替え 6.オプション選択 7.ルート選択 8.完成!! イリーガルデータ。1.クローネ 2.ジルベルト 3.フィル 4.クロロ 5.フォンフー(風虎) 6.メグ おまけのQ&Aコーナー 色々投票所 《エントリー済み神姫一覧》 前回の結果発表 サラ(仮)「さて、早速ですが前回の結果発表です」 テッコ「……ですがその前に、主催者側としてのお詫びをします」 犬丸「今回、戦闘を終えた皆様の神姫を『イリーガル』神姫が強襲すると言う不測の事態が発生しました、ワン」 サラ(仮)「確認された『イリーガル』は全部で6体」 テッコ「……強敵との戦いで疲弊していたこともあって、最終的にHPを残して帰還できたのは僅か3名と言う結果に終わっています」 犬丸「ですが。オーナーの皆様は、どうかご自分の神姫を責めないで上げてくださいですワン」 サラ(仮)「そうですね。疲弊した状態での連戦でありながらも、何名かは『イリーガル』を後一歩まで追い詰めたそうです」 犬丸「今回は、それぞれの対戦相手との戦闘の他、各イリーガルとの戦いの記録も収録してあります」 テッコ「……参考にして」 サラ(仮)「では、戦闘記録は別ページでどうぞ」 第二回戦闘記録 参加者特典一覧 ◆紅騎士さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆蝕神さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆木香さま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 10ターン耐久賞『オプション:交通安全のお守り』 逆襲の狼煙賞『S1 レーヴァテイン』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆ROTVALTさま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 相打ち賞『オプション:応急修理』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆繭玉さま 最速撃破賞『お好きな特典一つ』 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆かもだるまさま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 相打ち賞『オプション:応急修理』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆テンチョーさま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆月夜さま 最速撃破賞『お好きな特典一つ』 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆水井さま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆ダムドさま 超過剰攻撃賞『S1 レーヴァテイン』 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 相打ち賞『オプション:応急修理』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆霞さま ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 砂漠の骸賞『お好きな特典一つ』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆二階堂さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 猛攻撃賞『オプション:合格祈願のお守り』 10ターン耐久賞『オプション:交通安全のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆土下座さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆絢人さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 10ターン耐久賞『オプション:交通安全のお守り』 逆襲の狼煙賞『S1 レーヴァテイン』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆東南風さま 逆襲の狼煙賞『S1 レーヴァテイン』 砂漠の骸賞『お好きな特典一つ』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆九重さま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 ◆うぃんでぃさま 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 相打ち賞『オプション:応急修理』 参加賞『S3武装:ヂェリカン』 サラ(仮)「今回、イリーガルとの交戦は特典の対象外とさせて頂いています」 テッコ「……イリーガルとの戦いは想定外の事態だから、有利不利には関わらないよ」 犬丸「そして、今回最も配布が多いのは、オプションの『お守り』シリーズですワン」 サラ(仮)「一見地味ですが、指定されたスロットに必殺技などを置いておくと非常に効果的でしょう」 テッコ「……あと、ヂェリカンが大幅にパワーアップ」 サラ(仮)「詳しくは武器データを閲覧してください」 犬丸「では、例によって特典の条件を纏めておきます」 最速撃破賞『お好きな特典一つ』 今回最も少ないターンで敵を撃破した神姫に送られる。 ジャストダメージ賞『S2 マジカルステッキ』 相手のHPを0丁度にした神姫に送られる。 超過剰攻撃賞『S1 レーヴァテイン』 相手のHPを最も減らした神姫に送られる。 過剰攻撃賞『オプション:安産祈願のお守り』 相手のHPをマイナスにして勝利した神姫に送られる。 猛攻撃賞『オプション:合格祈願のお守り』 当たり外れに関わらず、最も激しい攻撃を行った神姫に送られる。 10ターン耐久賞『オプション:交通安全のお守り』 10ターン目まで戦闘を行った神姫に送られる。 相打ち賞『オプション:応急修理』 相打ちで勝利した神姫に送られる。 逆襲の狼煙賞『S1 レーヴァテイン』 惜しくも敗れてしまった神姫に送られる。 砂漠の骸賞『お好きな特典一つ』 砂漠の悪魔に挑んで散った勇者に送られる。 参加賞『S5武装:ヂェリカン』 参加した全ての神姫に送られる。 イリーガル撃退指令 サラ(仮)「さて、今回は皆様にご協力をお願いしたいと思います」 犬丸「実は、当神姫センターのバトルフィールドは、先に襲撃してきたイリーガル達によって現在制圧状態にありますワン」 サラ(仮)「そして、これに対処する為。当センターは皆様のご協力を仰ぎ、撃退作戦を展開することになりました」 テッコ「……私たちも、頑張る」 サラ(仮)「はい。私たちがそれぞれ別のルートからバトルフィールドに侵入します」 犬丸「皆様には、私たちと共にバトルフィールドに突入していただきたいのです」 テッコ「……待ち構えているイリーガルが違うけど、私たちも可能なら援護をするし……」 サラ(仮)「では、それを踏まえたうえで今回の神姫作成ルールに行きましょう」 神姫を作ろう サラ(仮)「では、今回も神姫の作成手順を説明しましょう」 犬丸「基本的な事は前回と一緒ですが、一部番号の変わったものもあるのでご注意くださいワン」 サラ(仮)「より詳しい解説は前回の解説を参照してください」 テッコ「……過去ログに、ある」 サラ(仮)「一応、今回は埋める項目をリストアップしておきました」 犬丸「ご参考までにどうぞですワン」 オーナー名: 神姫名: 機種: CSC: スロット1: スロット2: スロット3: スロット4: スロット5: スロット6: オプション: 選択ルート: 1.オーナー名/神姫名の決定 サラ(仮)「これは読んで字の如し」 犬丸「オーナーの名前と、神姫の名前を決めるだけですワン」 テッコ「……本名である必要、無い」 犬丸「お好きな名前をつけて下さいワン」 サラ(仮)「どうしても迷うようなら『~のマスター』と神姫の名前を絡めるのも良いでしょう」 2.機種選択 サラ(仮)「さて、今回は追加神姫2体を迎えて総勢9機種がエントリーしています」 犬丸「減りましたね、ワン」 テッコ「……いくら減っても、どれか一つ選ぶだけ」 サラ(仮)「前回同様。オーナー名、神姫名、機種が全部同じなら同一神姫と見なします」 犬丸「今回の注意点としては、次回に『ブラックアーンヴァル』の参戦が予定されていますが、使用条件が『一度でもアーンヴァルを使ったオーナーである事』となっていますワン」 サラ(仮)「条件を充たす最後チャンスです。『ブラックアーンヴァル』を使用したい方でまだアーンヴァルを使用していない方は、今回はアーンヴァルを選択すると良いでしょう」 神姫一覧 3.CSC選択 サラ(仮)「これも選ぶだけ、です」 犬丸「一部武装の装備数に影響を与えるものがありますが、最終的には武器は6つになる事を覚えておいてくださいワン」 テッコ「……今回も、新CSCが追加されてる」 サラ(仮)「前回参加の神姫もCSCを交換できるので自由に選んでくださいね」 犬丸「戦闘AIによる補正も含めてCSCセット、ですワン」 CSC一覧 4.武装選択 サラ(仮)「さて、今回は幾つか消滅した武器もあるので注意してください」 犬丸「ですが、新しい武器もあります」 テッコ「……名前が変わっただけの武器もあるから、だまされちゃダメ」 サラ(仮)「……騙すって……」 武装一覧 5.武装の並べ替え サラ(仮)「選んだ武装は1から6のスロットにはめ込んで下さい」 犬丸「どのスロットに何を装備するかが結構重要ですワン」 テッコ「それ次第で戦闘力が大きく変わる神姫も多い」 犬丸「最終的に、1から6の武装が全て埋まっている事を確認してくださいワン?」 6.オプション選択 サラ(仮)「今回からの参加の方は自動的に1です」 テッコ「……意外と便利なオプションだから、他のオプションを選べても、1でいいかもしれない」 犬丸「オプションの一覧はリストの最後にありますワン。参加者特典をもっている方は効果の程を確めてくださいですワン」 オプション一覧 7.ルート選択 サラ(仮)「さて、今回は私たちの誰かと一緒に突入することになります」 犬丸「それぞれのルートで待ち受けているイリーガルが違うと思われますので、そこも考慮してルートを選んでくださいワン」 テッコ「……直接戦うイリーガルを選択できる訳ではない事に注意して」 犬丸「では、リストです、ワン」 1.サラルート 裏口からの突入です。 『ウサギ型イリーガル:ジルベルト』 『種型イリーガル:クロロ』 との遭遇が予想されます。 2.犬子さんルート 抜け穴を開けての突入です。 『丑型イリーガル:メグ』 『花型イリーガル:フィル』 との遭遇が予想されます。 3.アイゼンルート 正面からの突入です。 『サンタ型イリーガル:クローネ』 『寅型イリーガル:フォンフー』 との遭遇が予想されます。 サラ(仮)「また、今回も連戦になると予想されますが、それを想定してこちら側で『急速充電装置』を用意しています」 テッコ「……戦闘後、10点HPが回復する」 サラ(仮)「今回は、その上で2回程の戦闘が予想されています」 犬丸「厳しい戦いですけど、頑張りましょう!! ……ワン」 8.完成!! オーナー名: 神姫名: 機種: CSC: スロット1: スロット2: スロット3: スロット4: スロット5: スロット6: オプション: 選択ルート: サラ(仮)「以上の項目が全て埋まっていれば完成です」 犬丸「後は下の投稿欄から投稿するだけです、ワン」 テッコ「……ALCから《エントリー済み神姫一覧》で確認を出すので、ミスや間違いが無いかチェック」 サラ(仮)「ALCのレスは、翌日0時以降を目安に行います」 犬丸「変更なども随時受け付けますので、お気軽にどうぞです、ワン」 テッコ「……今回の募集は2008年3月8日(土)の12:00くらいまで」 サラ(仮)「それでは、共に戦場へ赴きましょう!!」 犬丸「皆さんの力を貸してください」 テッコ「……ん。一緒に頑張ろ」 イリーガルデータ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Illegal01.jpg) 1.クローネ オーナー名 『???』 神姫名 『クローネ』 機種 『ツガル(HP15)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 C11 スナイパーライフル スロット2 C11 スナイパーライフル スロット3 C1 フォービドブレイド スロット4 C1 フォービドブレイド スロット5 B7 H.E.M.L. スロット6 B7 H.E.M.L. イリーガル達のリーダー格。 他の神姫をいぢめるのが大好きなSっ娘。 優しくされるのには慣れていない。 あんまり優しくされるとデレる。 ※非常に回避力の高いイリーガルです。 命中率の高い武器で挑むか、必中を狙って高威力の武器を選ぶのが有効でしょう。 2.ジルベルト オーナー名 『???』 神姫名 『ジルベルト』 機種 『ヴァッフェバニー(HP18)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 IC1 ミニガン スロット2 IC1 ミニガン スロット3 IB1 ハンティングエッジ スロット4 IA1 爆破トラップ スロット5 C2 カロッテ スロット6 C7 アーミーブレイド 天然ボケのヘッポコ三等兵。 実力はあるのだが、基本的に頭が悪い。 よく騙される。 困ると暴れて、あたり構わずミニガンをぶっ放す困ったちゃん。 ※全般的に性能が高く、イリーガル中最強との話もあります。 必殺技はプレーヤーの神姫と同じデータの攻撃をしてくる爆破トラップです。 攻撃以外には無反応で、特殊効果は一部を除き真似できません。 B9、A6(最終ターン限定)、S2の特殊効果は適用されます。 3.フィル オーナー名 『???』 神姫名 『フィル』 機種 『ジルダリア(HP17)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 C9 ボーレンホーミング スロット2 IA2 ハイパーモード スロット3 IC2 アレルギーペタル スロット4 IC2 アレルギーペタル スロット5 IB2 フラグレンスキラー スロット6 IB2 フラグレンスキラー 無感情っぽい無表情神姫。 実は単にめんどくさがりや。表情を変えるのもめんどい。 その点フラグレンスキラーは撃っておけば、後は待ってるだけでも良いのでお気に入り。 でも、途中で面倒になってハイパーモードを使っちゃう。 ※ジルダリアの特殊能力として、特殊効果の効力を倍にするという能力を持ちます。 フラグレンスキラーの毒ダメージや、アレルギーペダルの命中率低下なども倍化します。 イリーガル専用武装のデータは倍化前のものなのでご注意を。 4.クロロ オーナー名 『???』 神姫名 『クロロ』 機種 『ジュビジー(HP17)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 C6 ハンマーシード スロット2 C6 ハンマーシード スロット3 C10 パウダースプレイヤー スロット4 B8 グリーンカッター スロット5 B8 グリーンカッター スロット6 IA3 キュベレーアフェクション アンニュイでメランコリックなダウナー系神姫。 …を目指している能天気さん。 名前の『ク』を『ケ』と間違えるとキレる。 書き間違えてもアウト。キレ易い現代のばかもの。 ※ジュビジーの特殊能力として、1ターンに最大5点までしかダメージを受けないという能力を持ちます。 そのため、高威力の武器の効果が薄いです。 また、必殺技は9点以下のダメージを跳ね返すと言う、極めて特殊なものです。 10点以上のダメージならば突破できますが、その場合も実際に受けるダメージは5点までです。 5.フォンフー(風虎) オーナー名 『???』 神姫名 『フォンフー』 機種 『ティグリース(HP18)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 IA4 真鬼王 スロット2 B8 朱天 スロット3 C7 滅爪 スロット4 C7 滅爪 スロット5 C5 神滅爪 スロット6 C5 神滅爪 静かにしているのが苦手なおしゃべりさん。 いつでも何か話をしていないと気が済まない。 別に相手は誰でも良いらしい。 時々、動物や無機物とお話している少しアブナイ娘。 ※攻撃力2倍の『真鬼王』に目が行きがちですが、攻撃力と命中率を兼ね備えた強敵です。 その上で『真鬼王』が発動すれば、もはや手が付けられない状態になるでしょう。 6.メグ オーナー名 『???』 神姫名 『メグ』 機種 『ウィトゥルース(HP18)』 CSC Il『イリーガルCSC』 行動 スロット1 IA5 ファストオーガ スロット2 C2 コンピクト スロット3 C4 ラピッドランチャー スロット4 C4 ラピッドランチャー スロット5 B4 粒子砲 スロット6 B4 粒子砲 いつもニコニコしているほんわかイリーガル。 でも実は結構腹黒い。 自分で戦うより、他のイリーガルをけしかけるのが好き。 だけど、出来ればトドメは自分で刺したい。 ※攻撃力と命中率に長けたイリーガルです。 防御と回避のバランスが良い為、特にこれと言った弱点はありません。 Il『イリーガルCSC』 違法行為が出来る非合法のCSC。 倒されても即座に撤退して修復を行える。 (実際の戦闘には一切の修正がありません) ※武器のデータは名称を変更したもの。 データ自体は武器表のデータを参照。 イリーガル専用の武器も併記。 イリーガル専用装備 おまけのQ&Aコーナー Q これってなんですか? A 読者の皆様に楽しんでいただく為の企画です。 Q 参加費用とか要りますか? A 無料です。(でもパソコンの電気代などは自分で払ってください) Q SS書いたことが無いのですけど参加しても良いんでしょうか? A むしろ読者さまの為の企画ですので、ぜひご参加を。 Q バトルロンド等のオフィシャルとの関係は? A この企画はALCの独断潜航(誤字にあらず)です。バトルロンドやコナミとは無関係です。 Q 特典って何ですか? A 参加した方全員に次回のゲームが少し有利になる特典が与えられます。 Q その内容は? A 次回参加募集まで秘密と言うことで。 Q 募集締め切りはいつになりますか? A 第三回ですと、2008年3月8日(土)12:00までです。 Q 結果発表はいつになりますか? A 募集締め切りの翌日を予定しております。 第二回ですと、2008年3月9日(日)までに発表予定です。 Q 所で、メールアドレスとか必要ですか? A 不要です。 Q 書き込みするのって、なんか怖いんですけど? A ちょっとだけ勇気を出してみましょう。きっと楽しいですよ? Q 実は、武装神姫を持ってないんですけど? A 実物の神姫は必要ありませんが、これを期に買って下さると仲間が増えたALCが喜びます。 Q 所で武装神姫って何ですか? A ……こちらのwikiSSや、オフィシャルサイトをご覧下さい。 Q 今夜の晩御飯、何にしたら良いでしょうか? A ……オムライスが良いと思います。 Q 同じカテゴリーの武器を複数装備することは出来ますか? A できます。『防盾』四つとかも可能なので、色々考えてみて下さい。 Q なんだかTRPGの戦闘システムみたいですね? A まったくですね。なにせ現役でGMやっているもので(照)。 Q 今回からの参加って不利じゃないんですか? A 最後にモノを言うのは『運』です。 しかし、ジンクス的には『ハウリン』、能力的には『アーク』『イーダ』がオススメです。 また、『前回』参加したか否かが特典の有無にかかわるので、今回参加してしまえば既存参加者との格差は無くなります。 色々投票所 参加して欲しい神姫に投票をどうぞ。 (ストラーフ【白】[2],サイフォス[4],紅緒[4],ツガル【青】[1],イーアネイラ[1],ヴァッフェドルフィン[1],グラップラップ[2],シュメッターリング[1],ルムメルティア[6],ゼルノグラード[2],フブキ[6]) コイツが出るなら参加してやるぜ、と言う方。 是非ぽちっと押してやって下さい。 参加しないけど追加神姫の要望を出したい、と言うのもOKですよ~。 《エントリー済み神姫一覧》 (オーナー名、神姫名共に敬称略) ◆テンチョー(姉担当)&カレラ(エウクランテ/汎用型CSC)アイゼンルート 1.C4 AC用ハンドガン 2.B1 グライダー風味ウイング 3.C11 脚部レールカノン 4.A9 板野サーカス 5.B7 サザンクロスの印 6.C4 AC用ハンドガン 援護攻撃 アイゼン「……ん、マブダチ」 ◆ROTVALT&TITANIA(ストラーフ/耐久型CSC )アイゼンルート 1.A2 チーグル 2.B4 波動砲 3.B4 波動砲 4.S3 ヂェリカン 5.C3 魔剣:カラドボルグ 6.C3 魔剣:カラドボルグ 援護攻撃 アイゼン「……背中、任せた」 ◆蝕神&六花(エウクランテ/ぷちマスィ~ンズCSC)サラルート 1.A6 プレステイル/テンペスト 2.C11 シルバーストーン 3.S3 ヂェリカン 4.B5 ハルコンネン 5.C11 シルバーストーン 6.B5 ハルコンネン 援護攻撃 サラ「随分燃えているようですが、ちゃんと私の出番も残しておいてくださいよ?」 ◆繭玉&アンリ・マユ(ストラーフ/ぷちマスィ~ンズCSC)犬子さんルート 1.C11 シルバーストーン 2.C11 シルバーストーン 3.B5 滑空砲 4.S1 レーヴァティン 5.A2 チーグル 6.B5 滑空砲 安産祈願のお守り 犬子さん「で、できれば。程々にしておいてあげて欲しいのですが……」 ◆かもだるま&カール(フォートブラッグ/ぷちマスィ~ンズCSC)サラルート 1.C8 破滅ミサイル 2.A5 砲撃モード 3.B2 火炎直撃砲 4.S2 ハイパー放射ミサイル 5.B2 火炎直撃砲 6.C8 破滅ミサイル 応急修理 サラ「ええと。……今度はちゃんと動けますか?」 クロロ(ボケガエル!? ボケガエルとか言われたよ!? 許さない、許さないよ!? 許さないんだからぁ!!(泣)) クロロ(…って、変な物に改造される!? 助けてよ~っ、ジル~っ!?(怖)) ◆木香&ルウ(アーンヴァル/逆境型CSC)アイゼンルート 1.C1 デュアル・ハーロゥ 2.B1 エール・オブ・コスモス 3.C1 デュアル・ハーロゥ 4.S1 アーク・エッジ 5.A1 ランス・オブ・ケイオス 6.C1 デュアル・ハーロゥ 援護攻撃 アイゼン「……露払い。任せて」 ◆水井&エミリ(フォートブラッグ/逆境型CSC)サラルート 1.A5 砲撃モード 2.B4 九七式荷電粒子砲 3.B2 グレネード 4.C6 弱装型チーグル 5.S3 ヂェリカン 6.C4 アサルトカービン 援護攻撃 サラ「一緒に来ていただけるとは頼もしい限りです。よろしくお願いしますよ?」 ◆ダムド&リン(フォートブラッグ/耐久型CSC)犬子さんルート 1.C10 ソドム 2.A5 砲撃モード 3.B5 電磁式ライフル 4.S1 氷剣グラム 5.C10 ゴモラ 6.S3 ヂェリカン 応急修理 犬子さん「あの凄まじい攻撃力が味方となれば、非常に心強いというものです。是非頼りにさせて下さい」 ◆月夜&上弦(ハウリン/耐久型)犬子さんルート 1.B4 吠莱壱式 2.S1 レーヴァティン 3.B4 吠莱壱式 4.C3 アングルブレード 5.A4 ハウリングサンダー 6.S3 ヂェリカン 安産祈願のお守り 犬子さん「さあ、二人でイリーガルの皆さんに、ハウリングサンダーの威力を教えてあげましょう!!」 ◆紅騎士&エクス(アーンヴァル/逆境型CSC)アイゼンルート 1.B7 対神姫大型ライフル 2.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 3.B9 レールガン「ロンゴミアント」 4.A1 高エネルギー長距離ビーム砲 5.S3 複合ブースターパック「アヴァロン」 6.C1 試作型ライトセイバー「カリバーン」 援護攻撃 アイゼン「……制空権、お願い」 ◆絢人&ユノー(アーンヴァル/逆境型CSC)犬子さんルート 1.S3 ヂェリカン 2.C1 『ドラゴントゥース』ザンバーモード 3.B1 リアスラスターD42 4.A1『ドラゴントゥース』フルバーストモード 5.C1 『ドラゴントゥース』ザンバーモード 6.C11『ドラゴントゥース』速射モード 応急修理 犬子さん「あ、はい。お帰りなさいませ(深々)」(←マジボケ) ◆二階堂&アセリア(アーク/軽装型CSC)サラルート 1.B7 スーパーシルバーストーン 2.C2 内装炸裂弾 3.A7 H.S.T. 4.C2 内装炸裂弾 5.C11 紫電改 6.S3 ヂェリカン 合格祈願のお守り サラ「……の、乗ってもいいですか? いえ、ぶつけませんから。……多分」 ◆テンチョー(妹担当)&ラーリ(アーク/超攻撃型CSC)サラルート 1.C9 連装型サブマシンガン 2.A7 スカーレット・ナイトライダー轢き逃げ 3.C11 XBR-M-82Aビームライフル 4.C11 XBR-M-82Aビームライフル 5.C9 連装型サブマシンガン 6.A7 スカーレット・ナイトライダー轢き逃げ 援護攻撃 サラ「最近は事故を起こす確率は減ったんです。……少し」 ◆霧野&朝霧(ハウリン/ぷちマスィ~ンズCSC)アイゼンルート 1.C4 ウズルイフ 2.C4 ウズルイフ 3.A4 ハウリングサンダー 4.C4 ウズルイフ 5.B4 吠莱壱式 6.C3 アングルブレード 援護攻撃 アイゼン「……ハウリングサンダー。頼りにするよ?」 ◆九重&チャイカ(ストラーフ/耐久型CSC)犬子さんルート 1.B2 カンプピストル「サリュート」 2.C4 ウズルイフ 3.C4 ウズルイフ 4.S3 ボディアーマー「スプートニク」 5.C4 ウズルイフ 6.C4 ウズルイフ 援護攻撃 犬子さん「はいっ。…こちらこそよろしくお願いします(座礼)」 ◆うぃんでぃ&ルゼ(ストラーフ/逆境型CSC)アイゼンルート 1.S3 ヂェリカン 2.B8 『エンジェルシード』ブレードモード 3.B4 『エンジェルシード』ガンナーモード 4.C3 ウィッチスティング 5.A2 チーグル 6.C3 ウィッチスティング 安産祈願のお守り アイゼン「……ちょっと、お話聞かせてくれないかな……? ってヤツ」(←某管理局の白い悪魔(Cv田村ゆかり)風味で) ◆霞&フォリカ(アーンヴァル/超攻撃型CSC)犬子さんルート 1.A1 レーザー 2.C2 アルヴォ 3.C2 アルヴォ 4.C2 アルヴォ 5.A1 レーザー 6.S3 ヂェリカン 交通安全のお守り 犬子さん「今回は皆さんと一緒に戦えて、とても頼もしいです(尻尾ぱたぱた)」 ◆ダムド(2)&レン(マオチャオ/ぷちマスィ~ンズCSC)アイゼンルート 1.C5 研爪 2.A3 スーパーネコキック 3.B1 リアウイング 4.C5 研爪 5.B3 旋牙 6.C12 DFナイフ 援護攻撃 アイゼン「……今回はマオチャオ参戦。……よろしく」 ◆東南風&風雨&時雨(フォートブラッグ/重装型CSC)アイゼンルート 1.A5 砲撃モード 2.C9 アルファ 3.B4 吠莱壱式 4.C9 アルファ 5.B4 吠莱壱式 6.B5 滑空砲 交通安全のお守り アイゼン「……火力も充実してきたし、正面は陽動のつもりだったけど、このまま中央突破しちゃおう……。二人ともよろしく」 ◆カイ㌧&ゆりあ(アーンヴァル/ぷちマスィ~ンズCSC )アイゼンルート 1.C2 アルヴォ 2.C1 レーザーソード 3.B7 スーパーシルバーストーン 4.C2 アルヴォ 5.B1 リアウイング 6.A1 レーザー 援護攻撃 アイゼン「……黒アーンヴァルは凄く強いって、マスターが言ってた」 ◆紅騎士(2)&ユキ(飛鳥/軽装型CSC )サラルート 1.C1 太刀「草薙」 2.A9 対神姫チェーンガン「布都御魂」 3.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 4.B1 高機動バックパック「天の羽衣」 5.C1 太刀「草薙」 6.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 援護攻撃 サラ「さて、着々とクロロをカエルに変える準備が進んでいるようですね。クククク……」 3月8日18時現在、以上の21名の登録を確認しています。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/348.html
戦うことを忘れた武装神姫・各種設定-1 ~久遠とその仲間たち~ 登場人物 久遠家 知り合いな人々-1 知り合いな人々-2 久遠家 久遠(ひさとお) 薄給気味の斜壊人、実年齢の1.5倍にいつも見られる20代後半。 愛車はショップ特製・絶滅しかけの2ストローク125ccスクーターと、 父から譲り受けたS社の(登場時は最新型だった)400ccモタード。 ヨツワは仕事でも使うので、ワンボックス商用軽カー。 エルガ(Erga)(猫爪) 好き:昼寝、魚肉ソーセージ 嫌い:犬(リアル犬) 属性:うにゃー シンメイ(Synmei)(吼凛) 好き:機械いじり、りんご 嫌い:怖い話(夜眠れなくなる) 属性:ツンデレ イオ(Io)(アーンヴァル) 好き:お散歩、チョコレート 嫌い:雨(濡れること) 属性:まったり リゼ(Lize)(ストラーフ) 好き:月、プリン 嫌い:月のない夜(闇への恐怖) 属性:姉御気取 ミツバ(Mitsuba・御翼)(エウクランテ) 好き:鉄道、唐揚 嫌い:孤独(ひとりぼっち) 属性:妹(イオ直系) 知り合いな人々-1 かえで(川崎かえで) T市にある、川崎製麺の令嬢。一見中学生に見られる、ちっこい高校生。 ティナのオーナー。 学業成績優秀な、アウトドア派。 生真面目な熱血系の兄がいる(次期社長)。 ティナ(Tina)(猫爪) 好き:かえで、昼寝 嫌い:刺激の無い生活 属性:秘書(かえでのPDA状態) フィーナ(Phina)(ストラーフ) 好き:甘物、コスプレ 嫌い:星の見えない夜(闇への恐怖) 属性:リーダー(メイド長) 川崎 啓衛(かわさき ひろえ) かえでの父で、川崎製麺の3代目社長。引きこもりがちなかえでに、ティナを 買い与えた経緯がある。 製麺技術に関しては自他共に認める天才。 実は、元・映画監督と言う肩書きも持っている。 知り合いな人々-2 八御津(やみつ) ブリッツのマスター。 事務機器販売の会社員。 ひょんなことから久遠に出会い、大きな転機を迎える。 公式リーグでも相当のランクにあがりつつある、有力者。 ブリッツ(Blitz)(ヴァッフェバニー) 好き:マスターが塗ってくれた空色の装備 嫌い:腑抜けたモノ 属性:負けず嫌い <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/jyumawiki/pages/5683.html
アニソン アニソン(は行検索) 武装神姫 曲区分 曲名 歌手 作詞 作曲 編曲 OP1 Install×Dream 阿澄佳奈、茅原実里、水橋かおり、中島愛 azusa 織田哲郎 織田哲郎 ED1 太陽のサイン azusa azusa azusa azusa IM Let s get SPARK!! 阿澄佳奈、茅原実里、水橋かおり、中島愛 azusa 織田哲郎 織田哲郎 関連商品リンク 「 武装神姫 」オープニングテーマ Install x Dream (武装盤) 「 武装神姫 」エンディングテーマ 太陽のサイン (神姫盤) 武装神姫 1 Blu-ray 武装神姫 2 Blu-ray 武装神姫 3 Blu-ray 武装神姫 4 Blu-ray 武装神姫 5 Blu-ray 武装神姫 6 Blu-ray アニソン アニソン(あ行検索) 武装神姫
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/487.html
戦うことを忘れた武装神姫 その13 ・・・その12の続き・・・ 「おつかれー! いやー、お見事!」 シールドが解除され、久遠がイオに手をさしのべる。イオは酒瓶を片手に持った まま恥ずかしがりながら駆け寄ろうとするが、瓦礫に足を取られ見事転倒。さら には、手にした酒瓶の栓が開いてしまい、頭から酒をかぶってしまう。 「ふえぇ・・・やってしまいました〜。」 半泣きで酒臭いイオの姿に、わき上がる笑い。と、かえでが、ギャラリーをかき 分けて近づいてきた。その姿に先に気づいたイオが、 「はじめまして、かえでちゃん。 お話はリゼから聞いています。ちょっと変な 形にはなっちゃったけど、敵はとったつもりです。」 酒臭いまま久遠につまみ上げられ、かえでにご挨拶。かえでは目を輝かせていた。 「すごかったです、イオ・・・さん! あんな技、見たことも聞いたことも無い ですよ!! もう、あんなにかっこよくやってくれるなんて・・・ 本当に ありがとうございます!!!」 久遠と顔を見合わせて苦笑いのイオ。 「え、ええ・・・まぁ・・・。 夢中でしたから・・・。」 「それはそうと、どこかこいつを洗える場所ないかなぁ。」 「えー! 私、洗われるんですかぁ?」 「洗わんでどうしろと。このままだとベトベトになっちゃうぞ。」 「あの・・・拭けば大丈夫ですから・・・」 「だーめ。 あ、そこに給湯室があるんですか? ちょっとお借りしますー。」 気づいた店員の案内で、給湯室へイオを連れていく久遠。 「あ、だめです! 洗っちゃうと翼が傷む・・・いえ、その・・・きゃー!!! 濡れるのはイヤーーー! だめーーーーー!!! だぇ・・・ ブクブク・・・」 給湯室から響いたイオの叫びが、徐々に小さくなる。イオ、戦場から洗浄へ。。。 ・ ・ ・ ・ ・ と、こちらサイトウ側では、ちょっとした異変が。 「おい・・・早く戻ってこい!」 がっくりとうなだれたままのディサ、サイトウがいくら呼びかけてもフィールド の縁から、それ以上サイトウに近づこうとしなかった。 「いい加減にしろ。 ・・・仕方ない、あいつを回収してこい。」 「イエス、マスター。」 軽装の兎子がディサの回収に向かう。 「ディサ、命令です。今すぐ戻りなさい。」 「・・・。」 兎子が差し出したてを払いのけるディサ。 「ならば、強制執行します。」 「触らないで!」 その声に、兎子、サイトウだけでなく、近場にいたギャラリーも静まり返った。 「もう・・・私はあなたの神姫であることが我慢できません!」 立ち上がったディサは、唖然とするサイトウに向かい、きっぱいと言い放った。 「あの日、彼の『黒』が、あなたをクサレ扱いした理由がよくわかりました。」 「お前、何が言いたいんだ? 俺に向かって何を言っているのか、わかって いるのか?!」 「・・・やはり、私は貴方の神姫ではありません。 さようならっ!」 止めようとする兎子に肘鉄を喰らわせ、その隙に、あっという間にその場から 逃走。 自慢の足の速さで、あっというまにいなくなった。 「待て! どこへ行く!!」 追いかけるサイトウ、しかし多すぎる程のギャラリーに阻まれてディサを見失 ってしまう。 あまりに一瞬の出来事に、何が起こったかギャラリーも把握が 出来なかったらしい。。。 「くそっ・・・。」 舌打ちをしながらサイトウが戻ってきた。 「マスター、どういたしますか? 追跡しますか?」 兎子が尋ねる。 「一体ぐらいいなくなっても気にしねぇよ。 代わりはいくらでも居るんだ。 それより、次はお前に行ってもらうからな、準備しておけよ。」 「了解しました。」 兎子は、黙々と準備にかかる。 ・・・が、応援団の呼びかけにも返答が出来 ない程、明らかに動揺を隠せないでいるサイトウに、一抹の不安を覚えていた。 ・ ・ ・ ・ ・ 「相変わらず水が嫌いなんだから。」 モニター席で待つリゼが呟いた。横ではエルガがエルゴブランドの神姫ドリンク、 ロボビタンRをすすっている。 「にゃーはおフロ、好きだよ?」 「エルガ、貴方のことではないんですよ。・・・どうやらいつものイオに戻った ようですね。」 クレイドル上では、シンメイが出番に備えて装備を整える。 「そ、そんな軽装でいいんですか?」 その姿を見たティナが驚きの声をあげた。 「いいんです。私は、武具を使うことを好まないので。これで十分なんですよ。」 シンメイが装着したのは、黄色くペイントされた狗駆と心守のみ。どちらも手が 加えられており、薄く削られて、のっぺりとした見た目になっている。 「メカニックは手先が命ですからね。 道具・工具類を器用に扱えない万武は、 滅多に使わないんです。」 最後にセットするヘッドユニットも、通常のものとはちょっと形が違っていた。 色といい形といい、それはまさしく・・・狐。 しっぽも狐型に改造されている。 シンメイが装備と同期を取る。 と、胸の所にぽわーっと浮かび上がる緑の十字、 狗駆には「安全第一」の文字。 最後に、工具箱を背中に装備。 「おぅ、お待たせ。 ・・・シンメイ、やっぱこの装備なんだ。」 洗濯されて半ば放心状態のイオを手に久遠が戻ってきた。久遠は、ぐったりして いるイオをリゼとエルガに任せ、シンメイを手に乗せた。 「私にとっての、最強の装備をしたつもりです。」 「だな。 うん、あいかわらず似合っているよ。 良い良い。」 「久遠さん、これ、なんて装備なんですか?」 興味津々のティナ。かえでは持参したカメラで手に乗るシンメイを激写している。 「名前は・・・どうする?」 「そうですね・・・『工臨壱式』なんてどうでしょう。」 「ふむ、・・・自分の型式名に引っかけたのか?」 「・・・。」 ぽっと頬を赤らめて無言になるシンメイ。だが、しっぽは嬉しいのか、パタパタ と反応。。。 久遠がモニター席からフィールドへ向かおうとする・・・と、色が黄色ベースと 目立つこともあり、またもやワラワラと人垣が出来る。 「写真撮影は全試合終了後におねがいしまーす!!」 ついに、店員が全員動員され、誘導や整理を始めた。久遠が見回すとありえない ほどの人数になっている。 「な、なんだこりゃ・・・」 「どうやら、『妙な連中が勝っている』と、ネット上なんかで祭りになっている みたいです。私たちもこんな事はじめてでして。。。 不手際申し訳ない。」 久遠を誘導する店長が教えてくれた。 (・・・そういや、この試合は公式で中継もされているんだっけ。。。) 今更ながら、恥ずかしさがこみ上げてきた久遠であった。 ・・・>続くっ!>・・・ <その12 へ戻る< >その14 へ進む> <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/269.html
武装神姫 コメント コナミデジタルエンタテインメントから発売されているフィギュアシリーズおよびオンラインゲームサービス。 トゲキッス アーンヴァル(天使型) ストリンダー ストラーフ(悪魔型) オーバードライブ必須。 テッカニン フブキ(忍者型) ルカリオ ハウリン(犬型) ニャース マオチャオ(猫型) ミミロップ:ヴァッフェバニー(兎型) エルレイド:サイフォス(騎士型) カモネギ:紅緒(侍型) デリバード:ツガル(サンタ型) ロズレイド:ジルダリア(花型) フシギダネ:ジュビジー(種型) オクタン:フォートブラッグ(砲型) 発射系の攻撃が多いので ムクホーク:エウクランテ(セイレーン型) ミロカロス:イーアネイラ(マーメイド型) ジュゴン:ヴァッフェドルフィン(イルカ型) ライコウ:ティグリース(寅型) ミルタンク:ウィトゥルース(丑型) エレキブル:グラップラップ(建機型) 色だけなら似てるよ! ハッサム:アーク(ハイスピードトライク型) マニューラ:イーダ(ハイマニューバトライク型) マニューバだけにマニューラ・・・ってちょっと苦しいか バタフリー:シュメッターリング(蝶型) オオスバメ:飛鳥(戦闘機型) メタグロス:ムルメルティア(戦車型) ブーバーン:ゼルノグラード(火器型) ヘラクロス:ランサメント(カブト型) カイロス:エスパディア(クワガタ型) グライオン:グラフィオス(蠍型) ドラピオンじゃないのはグラつながりだから クロバット:ウェスペリオー(蝙蝠型) エレキブル:ベイビーラズ(エレキギター型) コロトック:沙羅檀(ヴァイオリン型) ピクシー:ウェルクストラ(天使コマンド型) ムウマ:ヴァローナ(悪魔夢魔型) サーナイト:ハーモニーグレイス(シスター型) ハピナス:ブライトフェザー(ナース型) オオタチ:パーティオ(フェレット型) パチリス:ポモック(リス型) フーディン:メリエンダ(スプーン型) 無理やりだがスプーンを握っていることから コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ストリンダー ストラーフ(悪魔型) オーバードライブ必須。 -- (ハ!) 2021-07-25 21 05 31 草案 主題歌 OPテーマ ガラガラ:孤高のカタルシス EDテーマ ラブカス:か弱き十字架の愛 -- (ユリス) 2021-07-17 16 59 27 トロピウスorハリテヤマorダグトリオorゴマゾウ アーンヴァル(天使型) -- (ハ!) 2021-07-17 15 44 37 草案 フーディン:メリエンダ(スプーン型) 無理やりだが キュウコン:蓮華(九尾の狐型) レパルダス:アーティル(ヤマネコ型) ジュカイン:オールベルン(剣士型) エアームドorトゲキッス:ヴェルヴィエッタ(ビックバイパー型) -- (ユリス) 2016-03-04 22 30 18 オスしかいないポケモンは論外じゃないか -- (名無しさん) 2011-10-21 02 08 43 ヴァッフェドルフィンにジュゴンはどうかな? -- (名無しさん) 2010-12-18 09 30 23
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1723.html
最強の神姫はどちらだ!? 武装神姫SSwiki 読者参加企画 『武装神姫うきうきバトル』最終回 トーナメント表 第四回戦闘記録 以前の戦闘の記録はこちらへ。 ベスト8三回戦 第一試合上弦VS六花 三回戦 第二試合マリーシVSアンリ・マユ 三回戦 第三試合エクスVSTITANIA 三回戦 第四試合来希VSルゼ 準決勝 第一試合上弦VSアンリ・マユ 準決勝 第二試合エクスVSルゼ 三位決定戦上弦VSエクス 決勝戦アンリ・マユVSルゼ ベスト8 月夜&上弦 攻撃力B 命中率S 回避力C 防御力S 蝕神&六花 攻撃力B 命中率A 回避力A 防御力C モアイさん&マリーシ 攻撃力D 命中率D 回避力B 防御力S 繭玉&アンリ・マユ 攻撃力S 命中率A 回避力D 防御力B 紅騎士&エクス 攻撃力A 命中率B 回避力S 防御力D ROTVALT&TITANIA 攻撃力B 命中率S 回避力D 防御力B カイ㌧&来希 攻撃力C 命中率A 回避力C 防御力B うぃんでぃ&ルゼ 攻撃力B 命中率A 回避力D 防御力A ※評価は8名の間での相対評価です。 S>A>B>C>D ※いずれも敬称略。 三回戦 第一試合 上弦VS六花 HP 20 16 3632 13 16 1226 13 8 3464 4 -4 上弦Op2『ビッグバイパー』機能停止 六花、Op1『雷神』機能停止 勝者「上弦」 サラ(仮)「さて、三回戦の緒戦は防御タイプの上弦さんと、回避タイプの六花さんのバトルです」 犬丸「結果は上弦さんの勝ち。上弦さんの強さ、運のよさが際立った戦いでしたワン」 テッコ「……上弦は回避タイプにとても強い。相性の時点で六花はかなり不利だった……」 サラ(仮)「今回もハウリングサンダーが光ってました。……なんか本当に良くハウリングサンダーが出ますね……」 犬丸「上弦さんのハウリングサンダーは、オプションありだと攻撃力12点、命中値6点(!)という異様なダメージが出ますワン」 テッコ「……回避型ではまず歯が立たない」 サラ(仮)「その上で非常に頑丈でもありますし、実質HPが25点あるようなものですし……」 犬丸「これだけの耐久力を削る間、高命中、高威力の攻撃に耐えねばなりません。非常に強力な神姫だと言えそうですワン」 テッコ「……とにかく、上弦はベスト4に進出。おめでとう」 三回戦 第二試合 マリーシVSアンリ・マユ HP 18 20 4321 6 20 アンリ・マユ、A11『キュベレーアフェクション』を突破 5315 -6 19 勝者「アンリ・マユ」 サラ(仮)「ALC的に超イチオシだったマリーシさん、流石に相手が悪すぎました」 犬丸「1ターン目に今まで数々の強敵を葬り去ってきた必殺の『キュベレーアフェクション』を使用しますが、アンリ・マユさんの攻撃は難なくその防御を突破。一撃で7割近くのHPを奪われましたワン」 テッコ「……アンリ・マユの攻撃の中で、マリーシの『キュベレーアフェクション』で跳ね返せるのは僅かに一つだけ」 サラ(仮)「つまり、5/6の攻撃は10点以上のダメージと言うことですね……」 犬丸「正に破壊神と言う他無い攻撃力ですワン」 テッコ「……その攻撃が、命中値5で飛んで来る恐怖」 サラ(仮)「ちょっと勝てる気がしませんね……」 犬丸「ベスト4に進出したのも頷ける性能ですワン」 テッコ「……次は防御タイプの上弦と勝負。盾と矛、どちらが勝つか見もの……」 三回戦 第三試合 エクスVSTITANIA HP 18 25 3156 18 16 エクス、『レールガン「ロンゴミアント」』クリティカル 5333 13 9 3353 4 1 エクス、Op1『複合ブースターパック「アヴァロン」』機能停止 1154 4 -5 勝者「エクス」 サラ(仮)「このクラスの戦いになると運が大きく勝敗を分けるようです」 犬丸「今回は特にエクスさんの運の良さが勝利に繋がりましたワン」 テッコ「……命中率も良いし、『ロンゴミアント』でクリティカルも出た」 サラ(仮)「一方でTITANIAさんは、1ターン目に『チーグル』を外したのが痛いですねぇ……」 犬丸「それが命中してさえいれば勝敗が逆転していただけに無念かも知れませんワン」 テッコ「……もちろん、どちらも強いのは明白。今回は運がエクスを選んだみたい……」 サラ(仮)「ですが、エクスさんの攻撃力と回避力はこの先も活躍しそうですね」 犬丸「しかし、HP18のエクスさんが一番耐久力低いと言うのも凄い話ですワン」 テッコ「……ん。まあとにかく、ベスト4進出おめでと」 三回戦 第四試合 来希VSルゼ HP 20 20 3156 20 19 1626 20 19 6611 18 19 2551 11 17 2151 4 15 来希、逆境発動 3331 1 11 2133 -2 9 来希、特殊能力発動 4252 -9 4 ルゼ、逆境発動 勝者「ルゼ」 テッコ「……まずは来希さんのお名前を間違えていた件について謝罪を致します。ごめんなさい」 サラ(仮)「珍しく殊勝ですね、テッコさん」 犬丸「何でも、リアルの知人にそういう名前の人が居るそうですワン」 テッコ「……無理も無い話?」 サラ(仮)&犬丸「いや、ダメでしょう。それは」 サラ(仮)「では、解説に戻りますよ。三回戦の最終バトルは戦闘力の差がそのまま結果に現れた戦いでした」 犬丸「むしろ来希さんが良く喰いついたと言う感じですワン」 テッコ「……攻撃力が不足気味で、ルゼの防御に阻まれてまともなダメージが入らなかったのに、良く頑張ったと思う」 サラ(仮)「特典無しの神姫でありながら、ここまで勝ち進んだ事こそを褒めるべきでしょうね」 犬丸「そしてルゼさんは見事ベスト4進出ですワン」 テッコ「……次の相手はエクス。面白い勝負になりそう……」 準決勝 第一試合 上弦VSアンリ・マユ HP 20 20 1453 12 15 1636 12 15 4613 2 15 上弦、Op2『ビッグバイパー』機能停止 2556 2 11 3544 -8 5 アンリ・マユ、Op2『ビッグバイパー』機能停止 勝者「アンリ・マユ」 サラ(仮)「さすが準決勝!! 素晴らしいバトルでした!!」 犬丸「互いに攻撃/防御型、攻撃力でアンリ・マユさんが、防御力で上弦さんが勝るため、どちらが勝つか予測できませんでしたワン」 テッコ「……結果、勝ったのはアンリ・マユ」 サラ(仮)「アンリ・マユさんの攻撃力は上弦さんの装甲をも貫きました」 犬丸「その分、防御では劣っているので、上弦さんの攻撃も防ぎきれず、どちらもボロボロになりますワン」 テッコ「……今回も勝利に一役買っているのは『ミサイル』」 サラ(仮)「リスクもありますが、この攻撃力は非常高く、命中率も相まって実に凶悪です」 犬丸「次はいよいよ決勝戦。この『ミサイル』がどう勝敗を分けるか、見所になりそうですワン」 テッコ「……惜しくも敗れた上弦さんも、三位決定戦で頑張って欲しい」 準決勝 第二試合 エクスVSルゼ HP 18 20 1551 10 12 3423 2 4 エクス、Op1『複合ブースターパック「アヴァロン」』機能停止 ルゼ、逆境発動 4634 -6 4 勝者「ルゼ」 サラ(仮)「これも素晴らしいバトルでした。……結果としてはルゼさんの勝利となります」 犬丸「勝敗を決めた要因は多々ありますが中でも大きなものはルゼさんの防御力ですワン」 テッコ「……ルゼの命中率も高いため、勝負がHPの削り合いになった」 サラ(仮)「そうなると防御力の無いエクスさんが圧倒的に不利です」 犬丸「攻撃力では勝っていたものの、防御力の差を詰めるには到りませんでしたワン」 テッコ「……逆境がダメ押しだったかも……」 サラ(仮)「ルゼさんが、Op装備でない為、ダメージを受けても弱体化しなかったのも要因の一つだと言えそうです」 犬丸「さて、これで決勝戦のカードが決まりましたね。アンリ・マユさんVSルゼさんです」 テッコ「……エクスも三位決定戦で上弦と対戦。いずれにせよこの四人は『うきうきバトル四天王』に認定」 三位決定戦 上弦VSエクス HP 20 18 6325 20 18 4261 14 10 5526 14 10 4554 8 10 上弦、Op2『ビッグバイパー』機能停止 4226 8 5 エクス、Op1『複合ブースターパック「アヴァロン」』機能停止 4221 5 0 勝者「上弦」 サラ(仮)「これまたえらく出目の偏った試合ですね……」 犬丸「上弦さんの命中率は高いのですが、エクスさんの回避力の前ではその命中率は5割程度にまで低下してしまいますワン」 テッコ「……まあ、実際に命中率は5割だったけど……」 サラ(仮)「問題はエクスさん側の命中率が期待値よりやや低かったことですかね?」 犬丸「あとは、『エクスカリバー』『コールブランドⅡ』と言った高威力武器を使わなかったのも敗因みたいですワン」 テッコ「……ただ、それでも上弦の防御力4点は厚く硬い壁。エクス側に防御力が無いことを考えるとダメージ効率で僅かに上弦に分がある」 サラ(仮)「攻撃力自体はエクスさんが勝っていますし、互いの回避力を加味した命中率でもエクスさんが上。……でも、防御力まで考えるとダメージ効率で劣ってしまう上、HPには7点もの差がついていますからね……」 犬丸「事前に紅騎士さまが推測なされたとおり、相性においてややエクスさんが不利だった用ですワン」 テッコ「……対する上弦も『ハウリングサンダー』こそ出なかったものの、回避型殺しである『吠莱壱式』の連射が決定打になった」 サラ(仮)「上弦さんの回避型に対するアドバンテージは、今までの試合で証明済みですし、実力が同レベルで、相性に勝った上弦さんが素直に勝利したと言う感じですかね?」 犬丸「と言うわけで、3位は上弦さん。4位がエクスさんとなりますワン」 テッコ「……二人ともお疲れ。マスターにう~んと褒めて貰うと良い」 決勝戦 アンリ・マユVSルゼ HP 20 20 サラ(仮)「さて、決勝戦は実況形式でお送り致したいと思います。実況は私、サラ(仮)と……」 犬丸「犬丸でお送りいたしますワン」 サラ(仮)「そして解説の、」 テッコ「アイ―――」 サラ(仮)「だから本名出すなと言っとろうが!?(副腕チョップ)」 テッコ「……痛い」 犬丸「ええと、解説はテッコさんでお送りいたしますワン」 サラ(仮)「では早速、お二人のデータから確認いたしましょう。犬丸さん」 犬丸「はい。それではデータをご覧下さい……」 テッコ「……『/』で区切られた数字は前から順に『攻撃力』『命中値』『回避力』『防御力』……」 アンリ・マユ(ストラーフ/ぷちマスィ~ンズCSC) HP20 1、ミサイル(偶数回目の攻撃時はリロードとなり、攻撃できない) 11+3/5+1/-2/1+1 2、滑空砲 9+3/4+1/0/1+1 3、ミサイル(偶数回目の攻撃時はリロードとなり、攻撃できない) 11+3/5+1/-2/1+1 4、チーグル 9+3/4+1/0//2+1 5、滑空砲 9+3/4+1/-1/2+1 6、腕部直付けチーグル 7+3/4+1/0/0+1 Op2 ビッグバイパー(修正済み) ルゼ(ストラーフ/逆境型CSC) HP20 1、ウィッチスティング 4/4/-1/3 2、ヒルコ 8/5/0/2 3、『エンジェルシード』ガンナーモード 5/5/-1/3 4、『エンジェルシード』ブレードモード 6/4/0/2 5、アイン・ソフ・オウル 9/4/-1/3 6、ウィッチスティング 4/4/0/2 逆境:HP5以下の時攻撃力+3 サラ(仮)「はい、これが、隠しパラメータまで含めたお二人のデータです」 犬丸「では、テッコさん。解説らしくお二人の解説などをどうぞ」 テッコ「……正直、能力値ではアンリ・マユが優勢。……ただ、逆境があるのとOpの有無の関係で試合展開次第ではルゼにも充分チャンスはある……と思う」 サラ(仮)「では、早速行って見ましょう。決勝戦!! レディ、GO!!」 1ターン目 6535 16 13 サラ(仮)「さあ、開幕と同時に『直付けチーグル』の一撃を狙うアンリさんに、ルゼさんは『エンジェルシード』の射撃で応戦します!!」 犬丸「互いに命中値は良くないのですけど、回避力も無いので攻撃は殆どが命中するはずですワン」 テッコ「……つまり、命中で6を出してしまった方が不利になる」 2ターン目 5524 11 3 サラ(仮)「さて、接近戦を挑まれたルゼさんは霊剣ヒルコでの一撃を見舞いますが、アンリさんも吹き飛ばされつつ滑空砲を叩き込み、早くもルゼさんをHP3にまで追い込みます!!」 犬丸「この時点でHPに8点もの差がついてしまった訳ですが、テッコさん解説を」 テッコ「……ビッグバイパーの補正が効いている。出来れば2ターン目までにはビッグバイパーを破壊したかった所だと思うけど……」 3ターン目 6366 11 -5 サラ(仮)「あーっと。滑空砲の着弾で生じた隙にアンリさんが猛然と切り込む!!」 犬丸「咄嗟に振るったウィッチスティングは外れ、そして、二度目の『直付けチーグル』がルゼさんを捕らえましたワン!!」 テッコ「……これでダウン。ルゼは……立ち上がれない……」 サラ(仮)「決着です。勝者、アンリ・マユさんっ!!」 犬丸「と言う事は、優勝はアンリ・マユさん。準優勝はルゼさんとなりますワンっ!!」 テッコ「……優勝、おめでとう」 サラ(仮)「さて、以上で二月近くに渡ってお送りしてまいりました、武装神姫SSwiki読者参加企画『武装神姫うきうきバトル』も全てのプログラムが終了と相成りました」 犬丸「長かったようで、短かったこの大会、皆様お楽しみいただけたでしょうか?」 テッコ「……」 サラ(仮)「元々、『読者の皆様もただ読むだけじゃなく、参加して楽しんでもらおう』という発想の元に企画されたモノですので、お楽しみいただけたのならばこれに勝る喜びはありません」 犬丸「マスターや登場神姫同士の掛け合いをSS(セリフだけの2,3行のものでもSSですよ?)で送って下さった方も居て、皆様の中で神姫たちが生き生きと動き始めたのならばALCとしても大成功です」 テッコ「……いつかまた、機会があったらなんかの読者参加企画をやっても良いかな、と思う……」 サラ(仮)「ご意見、ご要望、ご感想など、鋼の心内のWEB拍手なり、コメントフォーム成りでお送りいただければ幸いです」 犬丸「さて、お名残惜しいですが、この辺りで〆させていただきたいと思います……」 テッコ「……ん、皆ありがとう……」 3S『それでは、みなさま。良い神姫ライフを……』 了 ご意見、ご感想。 次回があったらこんなことをしたい。 などなど何でもご自由にどうぞ。 現在集計作業中。 凄い試合数になりそうだったり(笑)。 …けっして某アニメで好きなキャラが死んだので鬱ってた訳ではない(泣)。 何気に凄い名勝負が連打状態。 果たして優勝は誰か!? 最後は気長にお付き合い下さい。 -- ALC (2008-03-16 23 50 35) 期待してまっちょるけーねー。でも最後ですし、のんびり待つのもよろしいかとー。 -- 土下座 (2008-03-17 00 18 46) ……敗者復活なしで三十試合、敗者復活まで含めたら……余り無茶はしないでください(汗 -- テンチョーの中身 (2008-03-17 00 34 56) 集計お疲れ様です。こっちもドキドキものですな(笑)大変だと思いますが、どうか無理はしないでくださいね -- 紅騎士 (2008-03-17 00 35 47) ちなみに敗者復活がトーナメント制だとすると↑に+14試合……全部で44試合……不吉だ(汗 -- 紅騎士 (2008-03-17 00 38 34) お疲れ様です。でも、無理だけはなさらなようにして下さい。楽しみに待ってます -- 木香 (2008-03-17 03 14 05) 本戦だけでも三十試合の大ボリューム……。気長に待ちますので小出しにする感じでどうか無理はなさらないでください、切実に。 -- 二階堂 (2008-03-17 16 54 56) なんだか大変な試合数ですね(驚&汗 どうか倒れたりしないことを祈ります… -- ダムド (2008-03-17 22 23 38) あらら、なんという試合数でしょうか(^^; くれぐれもお体は大事にしてくださいませ -- 霞 (2008-03-18 00 06 11) ALC様 お疲れ様です。…なんといいますか…表にしてあらためて見てみるとえらいことになってますね(汗) くれぐれも無理はなさらないようにお願いします。 -- まゆたま (2008-03-18 02 41 47) こうしてみると壮観ですね・・。お疲れ様です。のんびりと待ちますのでご無理はなさらぬよう・・ -- 九重 (2008-03-18 22 08 47) お待たせしました、一回戦の発表です。 一番時間のかかるキャラクターシート30枚分の作成は終わったので、次からは更新も早い筈。 次回は敗者復活戦の様子をお送りする予定です。 あと、三位決定戦をやれば45試合。不吉じゃない、不吉じゃない。>紅騎士様 -- ALC (2008-03-21 02 13 25) 長らくお待たせしました。 次の更新は土曜日、ベスト4まで出したいと思います。 -- ALC (2008-03-28 01 50 48) あらら…うちのは全滅ですか(半泣 まあ…残念ですがここまでずっとドキドキできて楽しかったです。ALCさん、本当に(無茶まで聞いてもらって)ありがとうございました。それでは勝ち残った皆さん、最後までよい戦いを! -- ダムド (2008-03-28 07 41 37) 敗者復活戦、お疲れ様でした。いよいよ次はベスト4が決定……否が応でもドキドキしますね(笑)こちらは危惧していた通りの姉妹対決になってしまいましたが、どちらにも頑張って欲しいです。 -- 紅騎士 (2008-03-28 13 11 32) えと、少し指摘を。「コールブランドⅡ」はエクスの武器です。ヴェラのは「ノートゥング」なので訂正をお願いします。………最後に一つ、『うちのエクスも最大攻撃力は14だ!!』←親バカ(笑) -- 紅騎士 (2008-03-28 13 12 36) ダムドさま。皆さん運に見放されていましたな…。特にレンさんの運の悪さは…(泣)。 紅騎士さま。 ご指摘の件修正しました。ご迷惑をおかけしております。 -- ALC (2008-03-28 19 48 23) トーナメント一巡分の敗者復活戦お疲れ様ですALCさん^^; それにしてもうちのカールなんかが敗者復活しちゃってすいませんすいませんm(_ _)m カール「それじゃあたしが身も蓋も無い酷え奴みたいじゃないですか!?><」 死地から生き返った者としてうちのカールには頑張って華々しく散って貰いますので待ってて下さいm(_ _)m カール「死んでません死んでません! それに死ぬの前提ですか私!?」 -- かもだるま (2008-03-28 20 19 50) 更新は日曜でした。あと、ベスト8で一旦止めました。 別に、時間が無くなった訳じゃないんだからね!? この方が盛り上がると思っただけなんだから(ツンデレ)!! -- ALC (2008-03-30 22 59 45) ALCさん、二回戦お疲れ様です。 ウチの二人は敗者復活戦で負けましたが、良い勝負をありがとうございました。 いよいよベスト8による戦いが始まるのですね・・・ 残られた方々に素晴らしき勝負と幸運があらんことを!! -- 木香 (2008-03-30 23 15 39) 色々とお疲れ様です。 むう……うちの娘達は両方とも二回戦は痛いですか……でも一回戦終了時で既に不利な戦いになる事は分かっていたので二人は本当によくやってくれましたよ。 ここから先のベスト8たちのバトルを楽しみにしています! -- テンチョーの中身 (2008-03-30 23 39 22) うぉ、まさか来希が勝ち残るとは…(‐ω‐ )ゞ 表からすると、ルゼさんと当たるようなので、良い試合が出来るといいのですが… ALCさん、残りの試合の集計、頑張ってください!! (あと、来希の名前が未希になってます そのままでも構いませんが^^;) -- カイ㌧ (2008-03-31 03 29 58) 明日、全ての戦いが終わります。 後ほんの少しだけお付き合い下さい。 さて、優勝はどちらでしょうか・・・? -- ALC (2008-04-05 02 22 01) 更新お疲れ様です。うちのエクスはベスト4ですか……正直、ここまで残ったのが驚きです。3位決定戦は(相性的に)不利な上弦さんとの戦いですが、頑張ってほしいです。そして決勝戦はストラーフ同士の一騎討ち!楽しみに更新を待つとします。ALCさん、本当にここまでお疲れ様でした! -- 紅騎士 (2008-04-05 17 49 05) SSだけでなく、私達も混ぜて頂いて真にありがとうございます、とても楽しませてもらいました、よもやウチの六花がベスト8に残るとは・wいやはや運とは面白い物ですネェ、では、続きor新作SSを楽しみにさせてもらいます、ご苦労様でした -- 蝕神 (2008-04-06 21 01 26) ALC様 全45試合の集計お疲れさまでした。…うちの娘達の最終成績が優勝&ベスト8という出来すぎな結果でしたので…今日はヂェリン缶でお祝いですね(笑) アンリ「今日は飲むぞ〜♪」 マリーシ「姉上、ほどほどに(苦笑)」 ではALCさま、ならびに参加者の皆様のよき神姫ライフを祈りつつ 「「「かんぱーい!」」」 -- まゆたま (2008-04-06 21 47 46) 「マスター!3位ですよ!3位!!」「おー頑張ったな。えらいえらい」「あの・・・ご褒美に吠莱壱式のカスタムアップをしてほしいなぁ・・・って」「おいおい(ω=;)」 ALCさんと参加者の皆さんお疲れ様でした。まさかうちの上弦が3位入賞なんて大金星を上げてくるとは思っても見ませんでした。今後もssや企画を上弦と共に楽しみに待っております。それでは名残惜しいですがコレにて失礼します。月夜&上弦「お疲れ様でしたー」 -- 月夜 (2008-04-06 22 13 56) ……まさか準優勝とは……「自分でもびっくりしてるよ。」よし、じゃあお祝いに好きな物買ってあげよう。「本当!?それじゃあねぇ……」ALC様と参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。まさかうちの子が準優勝までするとは……今後のSSや企画も楽しみに待っております。それでは、機会があればまたいずれ……「またねー♪」 -- うぃんでぃ (2008-04-07 00 15 01) エ「マスター、4位でした……」紅「落ち込むなって、30人中の4位、しかも回避型では最上位だぞ」ユ「そーだよ!お姉ちゃん凄いよ!」紅「ほら、なんか勝ってやるから泣くなって」エ「う゛ぅ…あ゛りがどうございまじゅ(泣いてる)」……ALC様と参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。いつかまた機会があれば、喜んで参加したいと思います。では。 -- 紅騎士 (2008-04-07 01 42 36) おまけ 紅「ところで、ヴェラ」 -- 紅騎士 (2008-04-07 01 43 23) ↑ミスです(泣) おまけ 紅「ところで、ヴェラは?」ユ「クレイドルで『真剣なエクスお姉様萌えー!』とか言って悶えてた」紅&エ「………(汗)」 -- 紅騎士 (2008-04-07 01 46 15) ALC様ホントお疲れ様でした^^; うちの二人も敗者復活&一回勝ち抜きで十分楽しませてもらいましたw それではまたいずれ、出来れば自作SSなんて作れたらいいな^^;・・・さて、それじゃあ決勝進出分まで用意しといた『超弩級エクシードミサイル』の在庫処分も兼ねて季節外れの花火大会といきましょうかねえお二方? カール「鬼だ、敗者に鞭打つどころか殺ル気満々の鬼がいる・・・><」 クロロ「ゲロ~~~!?T◇T」 -- かもだるま (2008-04-08 00 23 25) 名前 コメント 今までにお越し下さったオーナー - 人 本日お越し下さったオーナー - 人 昨日お越し下さったオーナー - 人 過去ログ1 過去ログ2 過去ログ3 過去ログ4 文責:ALC
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/488.html
戦うことを忘れた武装神姫 その14 ・・・その13の続き・・・ ジャッジマシンが、フィールドの準備が出来たことを知らせる。 「両者、神姫をフィールドにセットして下さい。」 久遠は、狐スタイルのシンメイを静かに置いた。 プラントフィールド、神姫 サイズの工場が次の舞台。相手は、軽装にバックパックのみの兎子。一見すると 普通の「中装備兎子」なのだが。。。 「むむ、あの兎子の装備・・・」 「ええ、本気ですね。 全く無駄がありません。」 ぼそっと呟くように答えるシンメイ。 「おそらく、このフィールド自体にも相当慣れているのでしょう。」 しばしフィールドを眺め、なにやら考えるシンメイ。 「そうだ。マスター、私の背中のハコを、緑の大きいモノに換えていただいても いいですか? ついでに、ぷちの弐号も載せて下さい。」 と、久遠を見るシンメイの顔は、普段は滅多に見せることのない、ちょっと悪戯 っ娘のにんまり笑顔。 「おっ・・・何かひらめいたな。」 言われたとおりに、緑の箱とぷち弐号を載せる久遠。 「任せて下さい。 おそらく、7分30秒以内には勝てるでしょう。」 「目標を定めるのはいいけれど、無理はしない事。いいね。」 「了解しました。 ・・・ではマスター、許可を願います。モードB・レベル5に 移行してもよろしいですか?」 「本件は重要事象である。 よって、モードB・レベルF+ を、特別に許可する。」 「・・・ありがとうございます。 では、行ってまいります。」 キィン・・・ 甲高い動作音が久遠の耳に入った。閉じられるフィールドから手を 振るシンメイの右目の色が・・・ 濃紺に変わっていた。 「それでは、本日の第3試合・吼凛『シンメイ』VSヴァッフェバニー『コリン』、 試合開始いたします。」 先までとは一転、異様なまでの盛り上がりを見せる店内。コリンに、シンメイに、 声援が飛ぶ。 「Ready-・・・ GO!!!」 ジャッジマシンの声に、両者同時にスタート。 構造物が多いフィールド内を、 互いに隙を狙うように走り回る。時折、兎子のコリンが撃つカロッテP-12の弾音 と、2人の駆け回る足音だけが、静かな工場内に響き渡る。スパイ映画のような 緊迫した様子がモニターに展開され、徐々に静まるギャラリー。 と、シンメイが足下に散らばるチェーンを踏んでしまった。一段高い通路に立つ 立つコリンは、その音により、すぐさまシンメイを発見。 しまった、という表情のシンメイの頬にレーザーサイトの赤い点が光る・・・ 間一髪、シンメイは何とか弾を避けるも、顔にかすり傷を負う。 転がるように コンテナの陰へと逃げ込むシンメイ。 -しばしの静寂-。 「ふっ。。。」 口元ににやりと不気味な笑みを浮かべたコリンは、バックパックからグレネード ランチャーを取り出し、コンテナへ向けて・・・ ガス弾を何発も発射。 猛烈な煙が、フィールドを覆う。 排気しきれずに、シールドの隙間からガスが 外へ漏れだし、近場にいるギャラリーもむせ返るほどのガス。 『いいぞ! そこで一気に決めるんだっ!』 スコープを下ろしガスマスクを装着したコリンは、P-90を模したと思しきオリ ジナルのハンドガンを手に、通路から飛び降りコンテナ裏へと廻った・・・が。 「い、いない?!」 そこに、シンメイの姿はなかった。 「けほ・・・な・・・なんですかっ! 私はゴキブリですかっ?!」 振り返ると、そこには目薬ぽちぽち差しているシンメイが。 「な・・・なぜあれだけのガスを浴びても動けるんだっ!!」 驚くコリン。モニター席のサイトウもまた、驚きを隠せずにいた。 「あぁ、良かった・・・ どうなることかと思いました。」 イオがシンメイの無事に、ほっと胸をなで下ろす。 「ガス絡みは、あいつは相当抵抗力あると思うよ。」 シンメイを信頼しきっている久遠は、コーヒー片手にのんびり観戦。 「何しろウチに来た頃、しょっちゅう殺虫剤で自爆していたからね。」 「シンメイはね、バ○サンで炊きあげられたこともあるんだよー。」 久遠に、エルガも付け加えた。 「へー、そうなんだ・・・。 あのシンメイがねぇ・・・。 くすっ!」 妙ににやにやするリゼ。いつも小言を言われているからだろうか・・・ と。 『皆さん・・・ 通信入ったままですよ・・・ けほっ・・・ あ、あとで、 覚えておいて下さいね・・・ 特にマスター。』 怒りの四つ角が見えそうな押し殺した声に、久遠のモニター席はちょっとだけ 空気が凍り付いた。。。 『・・・ん? おい、何をぼーっとしている! 相手は止まっているぞ!!』 サイトウの声が、コリンに届く。 「い、イエス、マスター!」 サイトウの叱責にP-90を構えるコリン・・・と、何かによって銃がはじかれた。 「・・・遅いですよ。」 見れば、スパナ(神姫サイズ)を数本手にしたシンメイが不気味な笑みを浮かべ ている。 コリンはP-90を諦め、A4W改を取り出しすぐさまぶっ放す。 だがシンメイは、まるで先を読むかの動きで鮮やかに弾をかわす。 「いいですよ、弐号。 ・・・同期もばっちりですね。」 ぷちの弐号、シンメイが狐型ヘッドユニットを作った際、センサー類のさらなる 感度向上を図るため、CTaに頼んでセンサーユニットとしての機能に特化させた ぷち。。。 フィールドに慣れているであろう相手との差を補うために、弐号を 選択したシンメイの読みが、見事に的中したのである。 再びフィールドは、刑事ドラマのクライマックスばりの様相を呈していた。 コリンはA4Wを手に、所狭しと逃げ回るシンメイを追いかける。 シンメイも、 今度はぷち弐号の力を借りていることもあろうか、背負った緑の工具箱から取り 出したスパナやレンチで反撃をする。しかし、コリンも相当の手練れ、ひとつと して当たるものは無く、工具はどこかへと消え、金属の当たる音が響くだけ。。。 「あと・・・3箇所・・・。 残りは4分15秒・・・いけるっ!」 ぼそっと呟くシンメイ、取り出したるは、射出可能な特殊インパクトレンチ。 再び高い位置の通路へと登ったコリンを狙い、コマを3個発射。 「はっ、どこを狙っているのか?」 余裕の表情で飛んできたコマを避けたコリン。 「狙っていたのは貴方ではありません。 ・・・2、1、0! さぁ、お祭りの時間ですっ!!」 シンメイが叫んだ。すると。 「うっ、何だっ?! 何が起きたんだっ!」 コリンの足下の通路が傾いた。 慌てて飛び降りると・・・今度は両サイドから 鉄骨が襲いかかる。 突然の事態に、状況が読めないコリンは、マスターである サイトウに助けを求めた。 『マスター!! 指示をお願いします!!』 コリンの呼びかけに、サイトウは返事をしなかった。いや、できなかった。神姫 が、自ら判断し、フィールドを崩壊させて攻撃を仕掛けるなどとは、夢にも思わ なかったからだ。 鉄骨を避け、反射的に後ろへ下がると、クレーンのワイヤーが緩みフックが落下。 崩れた鉄骨の隙間をスライディングの形で抜け出し、ドミノ倒しになる厚板材を 蹴り飛ばす。 『マスター! はやく!! 指示を!!!』 しかも、計算し尽くされた、見事なまでのトラップ・・・。 神姫に、所詮機械 人形である神姫に、こんなことができる訳がない。。。 サイトウは、半ば パニックになっていた。 返事の無いマスターに見切りをつけ、コリンは全体がトラップと化した建物から の自力脱出を試みる。休む間もなく襲いかかるトラップの数々、床を波のように 流れ来るパイプを飛び越え、降り注ぐ煤をかいくぐり・・・ 最後に、台座が緩んで転がり出した大型変圧器に、フィールドの隅へ追いつめら れてしまった。 「おー、さすが工具とトラップの天才だなー。」 美しいまでの崩壊の連鎖を、モニターでじっくり鑑賞する久遠たち。ギャラリー にもどよめきが起こる。 ・・・シンメイは、コリンを狙っていたわけではなく、トラップを構築するため に、各所に工具を当てていたのである。もちろん投げた工具は、駆け回りながら くまなく回収済み。 追いつめられたコリンが振り返ると、ざっくりとフォークが足下に突き刺さる。 シンメイの得意技、「最後のリンゴは、私が頂きます」が決まった。 「くっ・・・!」 硬直するコリン。直後、背後に気配を感じ、続いて首筋に冷たい感触が。 「・・・。」 「・・・。」 変圧器のノイズに紛れ、勘づかれることなくコリンの背後へと回ったシンメイが、 首筋にナイフを突き立てる。そのナイフは、コリンが装備していたものだった。 「私は、神姫を治すことのできる技術をもった機体です。・・・賢明な貴方なら、 この言葉が何を意味するか、おわかりになりますね?」 シンメイが静かに言った。 その言葉に、コリンは手にした銃を捨てた。 「・・・神姫の息の根の止め方も知っている、と言うことね。」 コリンは両手をあげて、ギブアップをジャッジマシンに示す。 「コリン、ギブアップ! 勝者、吼凛・シンメイ!!!」 相手を一切傷つけることない、美しい勝利。 予想外の展開に、店内は、ネット上は、大いに盛り上がった。。。 ・・・>続くっ!>・・・ <その13 へ戻る< >その15 へ進む> <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/472.html
戦うことを忘れた武装神姫 その11 ・・・その10の続き・・・ 「『おめざめはおたま』、かぁ。。。ありゃ俺でも痛いし。神姫だったら下手すりゃ致命傷になるぞ。」 苦笑いをしながら、イオを肩に乗せてフィールドに歩み寄る久遠。 「・・・そういえば、ヌシさんが朝起きないときはエルガがいっつもアレをやってたっけ。 あの間合いと速度は・・・流石だわ。」 「ええ、その後毎回のたくってましたよね、マスター・・・。」 モニタ席に残ったリゼとシンメイが、フィールド上で誇らしげにおたまを かざすエルガを見ながら言っていた。 シールドが解除され、エルガは久遠の姿に気づいた。 「おー、よしよし。良くやったぞー。えらいえらい。」 「にゃーさーん! たっだいま〜! 勝ったよー!」 久遠に飛びつくエルガ。だが、右手のヤンチャオを装備したままだった為、ヤンチャオが久遠の腕にざっくり刺さる。 「あ・・・。ごめんにゃさ〜い。。。」 「痛いけど、この勝利に免じて無罪放免である、ってね。いやぁ、お見事。まさか台所のフィールドがあるとは。やりやすかったろ?」 「うん! それに、おうちのよりきれいだったから、走りやすかったの。でもね、隠れるところが少なかったからちょっと大変だったかにゃー。」 「エルガ・・・それは大きな声で言うところじゃないよ、俺の部屋が散らかっていることを暴露している以外の何物でもないんだから・・・。」 周囲のギャラリーからは笑い声も聞こえる。 妙に和やかな久遠サイドの反対側では、まだ目を覚まさないアスタを乱暴にストックボックスへ放り込むと、サイトウは無言のまま次の対戦に使用する神姫の装備を選んでいた。その雰囲気に、彼の応援団もだんまり。。。 「ネクストフィールド、準備完了しました。」 ジャッジマシンが告げた。今度のフィールドは・・・ RPG・ダンジョンスタイル。 「あらぁ・・・かわいらしい舞台ですねぇ。」 久遠の肩の上に乗ったイオが、フィールド上に構築されたちょっと不気味な、地下神殿遺跡の様子を見ていった。 「か、かわいらしいのか?」 「えー?そう思いませんか?」 首を横に振る久遠とエルガ。 「まぁいいや。えっと、次はイオが行くんでいいのかな?」 「はい〜。どこまで出来るかはわかりませんが・・・ よいしょっと。」 フィールド上に降り立ち、久遠から装備の入った袋を受け取ると、ちょいちょいと装備を調える。 「にゃー、イオぉ、かっこいいよぉ!!」 装備を終えたイオの姿に、エルガが目を輝かせる。 「え・・・そうですか?」 ちょっと恥ずかしそうにするイオの姿に、ギャラリーも集まる。基本は白子装備・・・なのだが、翼がちょっと独特の形状になっている。 そして補助翼の代わりなのだろうか、ツガルの装備を真っ白にリペイントしたものを適宜追加。 そして翼には、ブースターではなく埋め込み型のジェットエンジンタイプの推進器。ツガル装備も翼+ジェットエンジンも、CTaから(久遠が知らぬ間に)もらった、とのこと。 「はいはい、すみません。写真はあとでお願いします。 時間押しちゃうんで・・・」 珍しい姿に写真を撮ろうと集まったギャラリーをかき分け、フィールドにイオをセットした久遠。反対側では、待たされて、より不機嫌さが増した顔付きのサイトウが、フィールドに合わせたのであろうか、「あの」騎士子をセットしていた。 「それじゃ、いってきまーす。」 手を振るイオに久遠とエルガもまた手を振って応える。 フィールドバリアがおろされ、第二試合が始まる。 「第2試合、アーンヴァル『イオ』 VS サイフォス『ディサ』、試合開始いたします。」 そして、再びの静寂-。 「Ready- ・・・GO!」 『行け!あの装備なら動きは鈍いはずだ!』 サイトウに命じられ、ジャッジが言い終わるか終わらないか、フライングとも思える速攻のサイフォス・ディサ。 「とああぁぁあぁ!!!」 デファンスを構え、重武装に身を固めたディサだが、その重量をものともしない速さでイオに迫る。 だが、イオは・・・ 「・・・おかしいですねぇ・・・。エンジンに火がつきません・・・」 グリグリと推進器のダイヤルだのスイッチだのをいじる。その様子を確認したディサは、一撃で勝負を決めようと、狙いを定め・・・。 「あ、忘れてました、安全装置。 えっと、たしk・・・きゃーーー!!」 安全装置を解除した途端、左の推進器のみが全開に。反時計回り方向に、もんどりうつ形で転がっていくイオ。 「な・・・っ!」 結果として、ディサの突撃をかわすことになる。イオは転がって、神殿の柱にぶちあたってようやく止まった。 「もう、CTa姉様の作るものはいっつも何か抜けているんだから・・・。」 と、自らの装備をチェックするイオに再びディサのデファンスが迫る。 「とあぁ!」 「あらまぁ、 補助翼が一個取れてますね。よっと。。。」 さっと、イオは足下に落ちている補助翼を拾おうと頭を下げ、またしてもディサの突きをかわす。 モニターを見ながら顔が引きつっている久遠に、リゼがお茶を持ってきた。 「ヌシさん、大丈夫か?」 「あ、ありがとう、リゼ。。。 イオのやつ、天然なのはわかるけどさ、なにもこんな場でも発揮しなくたっていいだろうに・・・。」 「それがイオなんだってば、ヌシさん。それに、あいつの強運は恐ろしいくらいだし。」 とにこやかに言うリゼだったが、 「フォローになってないよ、強運も怖いかも知れないけど、俺はこの試合を見ている方が怖いよ。」 久遠の目元は、小さく震えていた。 突撃を外されたディサのディファンスは柱に深々と刺さってしまい、抜けなくなっている。 引っこ抜こうとするディサを後目に、イオは補助翼を 装着し、今度はきちんと推進器を作動させた。 『そんなものは捨てろ! まだ武器はあるだろう、馬鹿者!』 サイトウの声にディサはディファンスを捨て、特殊武装の鎖鎌を取り出すと、大きく振りかざし飛び上がったイオめがけて投げつける。だが。 「あらー! 宝箱も置いてあるんですねー! すっごーい!」 フィールドの片隅に設置された宝箱めがけて急降下。 飛んできた鎖鎌の分銅をあっさりと避けてしまう。 「・・・でも中身はダミーですね。」 近づいてよく見れば、あくまでダミーで、ただ光っているだけに過ぎない中身にがっかりのイオ。その後ろから、投げナイフが飛んできた。 「貴様!無視するんじゃない!!!」 「はーい、ごめんなさいねー。 あまりにこのフィールドがかわいらしく出来ていたものですから。」 と、イオが振り返ると、その側をナイフがかすめる。振り返ったことで、やはり「結果として」ナイフを避ける事になってしまった。 「こ、こ、このぉ・・・!!!」 ついにブチ切れたディサ、しかし、繰り出す攻撃をイオはのらりくらりとかわしてしまう。 「・・・。 なんであんなに避けるのが上手いんだ?」 「イオ本人に、『避けている』気が全くない無いからだと思いますよ。」 モニタでその様子を観戦しながら分析をするシンメイ。 「天然の境地を極めた者のみが手に入れられる、ある意味で無我の境地にも通じるものがある・・・ それを会得したのだと思います。」 「この状況見ながら冷静に考えられるお前が羨ましいよ、シンメイ・・・」 冷や汗ダラダラの久遠に、エルガはそっとおしぼりを差し出していた。 『焦るな、ディサ! よく見ろ、相手は接近戦で攻撃する手だてをあまり持っていない! いったん間合いを取って、頭を冷やせ!』 「オーケー、マスター。」 接近戦に移り、膠着状態になりかけた(といっても、避けられているだけなのだが)ところで、ディサは柱の陰へといったん下がった。 ごそごそと陰で得物を用意するディサの姿に、 「じゃぁ、私も・・・そろそろ攻撃をいたしますよ?」 と、イオも対抗して何かの準備にかかろうとした、その時だった。 「くっそぉ、元・在庫のくせに・・・」 ぼそっとつぶやいたディサのその一言に、イオが反応した。 「・・・ディサさん、いま何とおっしゃいました?」 イオの頬が、今までにない引きつり方をしていた。 「白い在庫っていったんだよ、この天然ボケが!」 「い、いま、在庫って言いましたね・・・」 「あぁ、言ったさ。 白い子といえば在庫、一時期は代名詞にもなってたくらいだからな。」 「あっ!!! 馬鹿っ!!! あいつ・・・」 久遠が声をあげた。 「どうした? ・・・あー。ヌシさん、もしかして・・・。」 リゼも、勘づいたようだった。 そしてシンメイも、エルガも。 「にゃー、あの騎士のひと、言っちゃいけないこといっちゃった・・・」 「それも、3回も言っちゃいましたね。。。」 イオに対する唯一のNGワード、それが・・・「在庫」。 以前、何の気なしにCTaが口走って、シャレにならない事態に陥ったことすらある禁断 の単語・・・。 みるみる変わって行くイオのその顔に、モニターを見る久遠と神姫達は、相手のディサが無事であるよう、祈る気持ちへと変わり つつあった。。。 「在庫・・・在庫じゃない・・・ あたしは・・・ 在庫じゃないもん!!!!!!!!!!」 くわっ!と、イオが顔を上げた。そこには、今までの「のほほん」とした表情が消え失せ、目に一杯の涙を浮かべ語るも恐ろしい程の形相となった、 「鬼」となったイオが浮かんでいた・・・! ・・・>続くっ!>・・・ <その10 へ戻る< >その12 へ進む> <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/516.html
戦うことを忘れた武装神姫 その17 ・・・その16の続き・・・ ・・・リゼは、始めから劣勢だった。 気持ちの整理が付かぬまま、サイトウに威嚇されるかの如く急かされて、 ひとまずの武装とその他の袋を持たせただけで試合開始となってしまったの だ。徐々に防戦一方となるリゼを、久遠は腕を組んだまま、黙ってモニター 席で見ていた。 リゼの戦い方に、久遠は勘づいていた。 リゼが、本気で戦えない理由に。 -リーダー、なぜそんな姿で戦うのですか? ・・・相手は、リゼのかつての仲間、リーダーであったストラーフ・・・。 しかし、そこにはリゼの知るリーダーの姿は無かった。アームどころか搭載 できる限界をはるかに超えているであろう様々な武装から、雨あられの如く 繰り出される、力任せとも取れる技と砲撃。地に足を着ければ、建物に仕掛 けられた爆薬で、降り注ぐ瓦礫。 ここまで攻撃されても、直接相手の「本体」へダメージを与えるような攻撃 を、一切しないリゼ。装備品を狙い投擲、砲撃と、手を変え品を変え、でき る限りの反撃はしているようにも見えたが。。。 相手の反撃に、かけらも 役に立たず。 逃げ回る形になったリゼが呟いた。 -私のことを忘れてしまったんですか? 美しさのかけらもない、がむしゃらな攻撃。ついに、リゼの左リアアームに 炸裂弾が命中し、ちぎれ飛んだ。 衝撃で飛ばされ、壁にたたきつけられる。 敵のストラーフは、背後の建物に大量のミサイルを撃ち込み・・・ 「うわああぁあぁっ!!」 リゼは、瓦礫の中へと埋没してしまった。文字通りの、瞬殺とも言える早技。 勝利を確信したのか、妙な盛り上がりを見せるサイトウ側。対して、静まり 返る久遠側。 埋もれてしまったリゼは、目に涙を浮かべ・・・動けなくなっていた。 -暗い・・・ あの頃の記憶が・・・ あの頃の、哀しい記憶が・・・ -だからこそ、リーダーとは戦いたくなかった・・・ -こんな姿のリーダーを見ることになるなんて・・・ 「もう・・・だめだよ・・・」 瓦礫の中から、久遠に呟くような声で、通信を送るリゼ。 「やっぱり・・・ 戦うことを忘れたい・・・ こんなに、痛くて悲しい だけの事なんて・・・」 しばらくの沈黙のあとに、久遠は静かに言った。 「なぁ。 なんでお前はあの日、記憶を残してもらったんだ?」 -今、それを後悔している- 「まさか、今のように昔を思い出して、悲しむためだったのか?」 -それは、違う- 「何か、大事なモノがあったんじゃないのか?」 -大事なモノ。。。 あの日の暖かい言葉- 「それに、今のお前は『名無し』じゃないだろう?」 -今のあたしは、リゼ- 「あの日の、俺たちとの約束を忘れたのか?」 -!! 忘れるもんか!- 「忘れたなら、ここで終わりにしてしまう。 忘れていなければ・・・」 -そうだ。 あたしは、まだ、いける・・・!!!- 「『リーダー』に、表舞台に立てるようになった姿を見せつけてやれ。」 -・・・! あたしは・・・ あたしは・・・!! しおれていたリゼの目に、光が戻る。 「負けない・・・絶対に負けない・・・!」 瓦礫の下敷きになったリアアームの右腕に、全電力が注がれる。瓦礫が持ち 上がり、状況確認をしに登ってきていた「リーダー」の足下が揺れる。 「あたしは、リゼなんだ! 『名無し』のストラーフなんかに、絶対に負け ないっ!!」 瓦礫が吹き飛び、リゼが現れた。飛び退いていったん待避する敵ストラーフ。 「あたしは、世界一カッコイイ神姫になるんだっ!!」 大きく叫ぶと、リゼは今までにない素早い動きでセットポイントへ戻った。 その姿に、ギャラリーが沸いた。 間近で観戦していたかえでとティナは、 涙すら浮かべている。 瓦礫の山に立つリゼは、今までとはうって変わった 強い意志を持った -あの日、CTaに「記憶を消さないで」と頼んだときと、 同じ強さの- 紅い瞳に変わっていた。 その姿に、サイトウも少しは驚いたようだったが、自らのストラーフの強さ に自信があるのだろうか、 『・・・ふん、こうでないと。 よーし。お前もいったん下がれ。あいつが 装備を整えて出直すまで、ちょっと待ってやれ。』 と、余裕の表情で、サイトウはストラーフに命じた。 「了解しました、Mr.サイトウ。」 相手ストラーフも、一旦セットポイントへ。 「よくできました。 しっかり覚えていたね。」 セットポイントへ戻ったリゼに、久遠が声をかけた。 「へっ、忘れるもんか。 ・・・ありがとうよ、ヌシさん。」 ちょっと嬉しそうな目つきをしたリゼの耳に、 「そうでなくちゃ。あたしが治した神姫じゃないぞ。」 と、別の声が入ってきた。 「CTaのねーちゃん!?」 そう、久遠のモニター席に突如やってきたのは・・・白衣姿のCTaであった。 「いつの間に来たんだ?」 「ついさっき着いたばっかりだよ。」 久遠に訊かれたCTaは、答えながら一体の騎士子-先に逃げ出した、ディサ- を取り出した。 「あっ! 何で姉様がもっているんですか?」 その姿に、イオが驚き尋ねる。 「詳しいことはあとだ。 ・・・リゼ、よく聞け。」 通信用のマイクを久遠からひったくり、CTaはリゼに伝えた。 「いいか。 今の『リーダー』には、プロテクトをかけて無理矢理サイトウ をオーナーと認識するようにしてあるらしい。 その所為で、本来の性能の 半分も出せていない- 、その分を武装とトラップで補っているだけなんだと。 ・・・何が言いたいか、解るな?」 「ふっ、よ〜く解ったよ、CTaのねーちゃん。」 「その呼び方は止めろ。 それから、だ。今まで一度も伝えていなかったけ ど、お前の身体、換えられる所は、全部特殊アラミド樹脂に置き換えてある から。関節も合金入れて強化済みだよ。」 「へっ?」 リゼも、そして久遠も、目が丸くなった。 「確かに・・・言われてみればエルガなんかに比べても、若干とはいえど、 重かった気がするなぁ。」 久遠がエルガを手にとって呟く。 「考えてみ。あれだけの攻撃喰らって、今のお前の身体・・・」 CTaに言われて、今一度自分の身体にチェックをかけるリゼ。 -損傷箇所、 本体には・・・ 「無傷だ・・・。」 驚きを通り越して、リゼは感動すら覚えた。 「あんたを最高にカッコイイ神姫にするって言った以上は、それ相応のこと はしてあげないとねー。」 そう言うと、CTaは一息ついて、一言二言久遠に耳打ち。にやり笑みを浮か べた久遠は、マイクを受け取ると、改めてリゼに声をかけた。 「さぁて・・・ リゼ、ここからが本番だろ?」 その声に、リゼは・・・黙って頷いた。 目に貯めた涙に感づかれないよううつむき加減のまま、自らの背中に着けた リアアームを外した。 さらには、身体の各部に取り付けていた装甲パーツ も捨てた。 ギャラリーがざわめく。 自らの装備を捨てるなんて・・・ 本当に勝負を 諦めてしまったんだろうか・・・ ぐっと涙を拭いたリゼは、傍らに無傷で残っていた自らの装備袋の中から、 妙な物体を取りだした。見た目は、何かのエンジン模型。しかし、妙な配線 がゴテゴテとくっついている。 それをリアアームを外したハンガーへ取り 付け、配線類を自らのボディへ接続。 接続が終わり、再び顔を上げたリゼ。そこには、小悪魔のような笑みを口元 にたたえた、いつもの姿の・・・ 久遠の「リゼ」が立っていた! ・・・>続くっ!!>・・・ <その16 へ戻る< >その18 へ進む> <<トップ へ戻る<<